2019年6月に行われた第一弾に引き継ぎ開催される「SO KO store」企画の第二弾。商業施設における陶芸との関わり方について提案していきます。会場であるMAGASINN KYOTOは、雑誌をコンセプトとした複合施設です。袋綴POP UPとは、牛乳屋だった名残の旧冷蔵室をそのまま利用しているスペースで、それにちなんで本企画では白を貴重に清潔感のある会場作りを行いました。そして、本企画で展示販売されている「UTSUWAMONO」「okimono」の製品は全てハクハスタジオで制作されており、 “カタチ”を大きなテーマに掲げて様々な形式への挑戦を行なっています。その中で、ホワイトタイプは形を捉えやすい半光沢の釉薬を使用して制作されています。質感や色のムラは、生産性よりも素材による表現を大切に考えているからです。より一点一点の表情を観察していただくために「SO KO store 02」ではディスプレイ品以外の商品を梱包された状態で展示販売を行なっており、鑑賞者は自ら開梱し、まだ見ぬお気に入りの一点との出会いをお楽しみいただくというシステムを取り入れています。